ふと…好きな日本酒の名前の意味を調べてみようと思い立ちました。
今回は「而今」（三重県名張市、木屋正酒造）

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年に数回、気のおけない仲間と市ヶ谷のあった古い居酒屋で呑んでいたお酒です。

お袋と同世代の女将さん含め、お酒は勿論ですが、一緒に呑んだメンバーに恵まれ、より美味しいと感じたのかもしれません。

余談ですが、この居酒屋と営業の最終日、一緒に呑んでいたメンバーの一人が、お店にある在庫のお酒を全部買い取るという名目でお店を貸し切りにしたそうです。

「而今」は、過去や未来に囚われず、今この瞬間を大切に生きることとされています。

お酒との出会い、それを嗜んでいる瞬間・空間を大事にしようということなのでしょう。

これに派生して「爾今生涯（じこんしょうがい）」という言葉があります。

人生のどの時点を切り取っても、そこが新たなスタート地点となり、人生はこれから始まる、という意味のようです。

仕事柄、様々な会社、人の分岐点に関わりますが、この長寿時代の人生、いつでも新たなスタートは切れるものと信じています。

やり直す勇気、一歩踏み出す勇気を持ちましょう。

感謝・合掌